2026/27のマンチェスター・ユナイテッドは、単純な「昨季3位チームの継続」ではない。ルベン・アモリム期の3バックと役割配置を、1月就任のマイケル・キャリックが4バック、ダブルピボット、ブルーノ・フェルナンデスの10番復帰へと作り替え、17試合で12勝を挙げて3位まで引き上げたチームを、初めて夏からキャリック仕様に作り直すシーズンである。
ただし、昨季後半の「結果改善」と「基礎指標の改善」は同義ではない。
StatMuseベースでは、アモリムの昨季20試合からキャリックの17試合に変わって、勝点/試合は1.55→2.29、失点/試合は1.50→1.06へ劇的に改善した一方、xG/試合は1.77→1.59へ低下し、xGA/試合は1.32→1.34とほぼ横ばいだった。つまり、キャリックは間違いなくチームを勝たせたが、「圧倒的な内容で勝つチーム」が完成したわけではない。ここが2026/27を見るうえで最重要の出発点になる。
さらに8月21日時点で、夏の補強はAndrey Santos、Youri Tielemans、Karl Darlowらが確定している一方、Carlos Balebaは「獲得間近」と報じられているものの公式発表前であり、現時点ではユナイテッドの選手として扱ってはいけない。Sky Sportsはブライトンとの全面合意が近く5年契約を準備していると報じ、Guardianは£60m+£5mのオファーと個人合意を報じているが、ユナイテッド公式スカッドには掲載されていない。



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