プレシーズンで見えたものと開幕ハル戦
United公式が組んだプレシーズンは6試合。検索可能な公式結果で確認できた範囲は以下。
| 日付 | 相手 | 結果 | 主なポイント |
|---|---|---|---|
| 7/18 | Wrexham | 0-1 敗 | 初戦、W杯組不在も多い段階 |
| 7/24 | Rosenborg | 勝利 | – |
| 8/1 | Atlético Madrid | 勝利 | LaceyがPK獲得、 若手起用 |
| 8/8 | PSG | 1-1 | Mountに問題、 Santos適応 |
| 8/12 | Leeds | 1-1 | PK戦で勝利 |
| 8/15 | AC Milan | 2-4 敗 | 最終戦。Rashford復帰 |
United公式はWrexham戦0-1の後、Rosenborg、Atléticoへの勝利を含む4試合連続のポジティブな結果が続いたと整理している。最終戦はMilanに2-4。Sky Sportsも、MbeumoとAmadをプレシーズンで目立った選手として挙げている。
それでもプレシーズンから読める戦術的共通項はかなり明確である。
まず、4-2-3-1が完全に標準形になったこと。アモリム期の3バックへ戻す兆候はなく、Brunoの前にCF、後ろに2CMというCarrick型の骨格が続いている。
次に、Santos+Tielemansを早い段階から新中盤として組み込んだこと。MainooがW杯後の合流で遅れたため、この2人が開幕戦までに最も多く「Carrickのダブルピボット」を反復できた組になる。Guardianの開幕直前記事もHull戦ではSantosとTielemansを頼る可能性を指摘している。
三つ目は、CFを固定しないこと。Šeškoが実戦準備不足のためMbeumoが中央へ入り、右にAmadという選択肢が現実化した。これによってCFが右へ流れ、BrunoやCunhaが中央に侵入する可変性が増える。
四つ目はDorguの高い位置での使用。Optaが「スタッフは明確にウインガー寄りに見ている」とする点と一致する。Carrickの左SBはShaw、左前線はCunha/Dorguという役割分離が進む可能性がある。
五つ目は若手。Lacey、JJ Gabriel、Dan Armerらをプレシーズンに混ぜた。これは単なる人数合わせではなく、Carrickが昨季からAcademyを自らチェックし、ホームグロウン出場時間を増やした流れの継続である。
一方、Milan戦の4失点は警告でもある。Santos+Tielemansはボール保持時の質を上げるが、ボールロスト後の中央を誰が止めるのかという問題は解決済みとは言えない。Baleba獲得交渉の戦術的意味はここにある。



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